2002/3/25 山科のワンコたち |
| 引越が迫っています。 ハンナのお散歩コースにいる山科のワンコたちとも、もうすぐお別れです。  こちらは「マーちゃん」（本名）。♂何度か田んぼで会いましたが、そのたびに一生懸命ハンナをナンパしようとします。 飼い主さんは「真っ白と真っ黒じゃなー」と笑っておられました。  こちらは広々した駐車場で日向ぼっこしているシロちゃん（仮名）。本名不詳。 寒い時には中に入れてもらっているらしく、会える日と会えない日があります。 シロちゃんはとーっても温厚で、お昼寝中の鼻先までハンナがチョロチョロ出しゃばっていっても、少しも怒らず完全無視です。   上の２匹はジロとタロ（仮名）。同じおうちに飼われている２匹組です。本名・性別不明。ジロは男の子だと思うけど、タロは女の子かも知れない。 タロ・ジロのおうちのそばには、他に「土佐犬のクロちゃん」（本名クロちゃん。黒ラブ）というのがいます。ラブラドールとは思えないほど愛想がなく巨大なクロちゃんは、ハンナが呼ぶと、塀の上から顔を出してウォウ!!と吼えます。 塀から顔を出したときのクロちゃんは、私の視線より高いくらいで、見下ろされておっそろしさ倍増。ダンナに黒ラブだと指摘されるまで、ぜーったい土佐犬だと思ってました。 初めてクロちゃんが出たとき、私とハンナは何も知らずにその塀のそばを歩いていたんです。日よけのビニールシートをバサリとはねのけ、クロちゃんが至近距離で出現、ウォウウォウ!!と吼えたもんだからビックリ。以来、「クロちゃんエンカウンター」と呼ぶアトラクションになりました。 で、クロちゃんに吼えられてハンナがキューンキューンと鳴き返すと、タロ・ジロがそれに乗じてワンワンワンワン!!とまくし立てるのです。 この一連のやりとりを勝手に人語に翻訳すると…… ハンナ「……クロちゃん、出る？ 出る？」クロちゃんの写真は、鋭意撮影努力しています。クロちゃんがあんまり吼えると、おばあちゃんに叱られるので、この頃はあまり声をかけてないんです。  そしてこれは、通称「さぶ」。本名不明。♂ハスキーはだいたいコワイ顔をしていますが、この子はひときわ凶悪な犬相です。 初めて見たときは、「絶対カタギじゃない」と思いました。 でも毎日「さぶちゃーん（勝手に命名）、一人なの？ いいこね、おとなしくしてるのねー」と声をかけ、ハンナもクーンクーンと遊ぼコールをしているうちに、少しずつ心を開いてくれました。  今ではハンナが通ると、ワッサワッサとしっぽを振って寄ってきて、お互いのお鼻をくんくんと嗅ぎ合う仲です。顔の傷と思っていたのは皮膚病だったらしく、今年に入って再び悪化。写真を撮ったときには御覧の通り、顔をひっかかないようにカラーを着けられてました。今はカラーもとれ、だいぶ良くなったみたいです。 いつも車庫に繋がれて独りぼっちでいるせいか、最初は本当に無表情な犬でした。それがだんだん、ハンナを見つけると目がキラキラして、私が話しかける声にも、顔を見て反応してくれるようになりました。ほんとは人懐っこいワンコなんじゃないかな。 引っ越してさぶちゃんと離れてしまうのが、一番辛いです。 |
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