| １０月１３日 |
 ３匹そろっての夏休みは、諸般の事情でそのまま秋休みに突入しましたが、やっと、荷物をまとめてハンナをつれて、京都に戻ってくることになりました。後ろ髪引かれながらも、フリとローザに(さりげなく)お別れを言い、ハンナだけを連れて外に出ます。 ハンナは「自分だけお散歩っ」と思ってか、大喜びです・・・が、しばらくすると急に心細くなったのか、それとも漸く他の２匹がいないと気付いたのか、しきりに後ろを振り返っては立ち止まります。 そんなハンナを元気付けながら、駅に向かいました。  新しい籐のバスケット(右の写真。従来比１．２倍)に詰め込み、今回は「のぞみ」の新型車両で移動です。前回上洛＆夏休み都落ちのときに使用したプラスチック製クレートは、実は父犬フリスキーがスペインから空輸されてきたときに入っていたもの。 その由緒あるクレートも、都落ちのときに空中崩壊しかけた上に、肩に掛けられないため持ちにくいことこの上ないのです。ハンナが重たく成長してくれたおかげです。 ともあれ、新幹線も３回目。ハンナは騒ぐこともなく、おとなしく２時間強の列車の旅を乗り切りました。 私たちは替わり番こにシウマイ弁当を食べ、京都に到着。 そしてローカル線に乗り換えて、ハンナも見覚えのある最寄り駅へ。 改札口を出て、バスケットから出て来た途端、ハンナは元気全開。 辺りを嗅ぎ回ったかと思うと、猛然とダッシュ！ ぐいぐいとリードを引っ張りながら、家への道を進んでいきます。 憶えているんでしょうかね、ハンナは迷うことなく我が家へと向かい、エレベーターに乗り込み、ドアの前でお座りをして「早く開けてよ」とばかりに私たちを見上げます。 部屋に入ると、「留守中異常はなかったかしら」と、そこら中を確認して回ります。一通りパトロールを終えると、いつもの場所でリラックス。 さびしそうな様子はありません。飽きたら、部屋中を駆け回って遊びます。 遊び方も、甘え方も、東京にいたときとは違います。 京都での生活の仕方を、あっという間に思い出したようです。 犬の適応力というのは、本当にすごいものだと感心した次第です。 |